東京都内には多くの納骨堂が存在しますが、既存の霊園の一角に設置されていたり、駅近くでアクセスしやすいといった特徴が傾向に見られます。最寄り徒歩駅5分という納骨堂は、東京都内では決して珍しくないので、高齢者にとってもお参りしやすいといえます。駐車場完備の施設もありますから、車でアクセスしやすい施設も選べますし、家族揃ってお参りをするのも難しくないです。東京はこのように選択肢が豊富で利用しやすい施設が多く、中でもアクセスにアクセスが優れていることがわかります。
都内は人口密度が高く、納骨堂の利用者が多いので、効率的に収容できる仕組みになっている施設ばかりです。仏壇式は棚に遺骨を並べて管理する方法で、ロッカー式は文字通りロッカーのような棚に骨壷を収めて管理する仕組みです。東京では、自動搬送式と呼ばれる仕組みを採用している納骨堂の人気が高い傾向です。自動搬送式は、来客に合わせて骨壷がバックヤードから自動的に搬送されるシステムです。
お参りの際にICカードをリーダーにかざす仕組みで、ICカードの内容に合わせて自動的に骨壷が搬送されます。東京の納骨堂は全国的に見て費用相場が高めですが、立地の良さや主流の自動搬送式などを考えれば、納得できると思われます。郊外なら相場より安い施設が選べる可能性がありますが、利便性とトレードオフなので、その点はしっかり考えて選ぶ必要があります。費用相場が高めでも天候に関係なくいつでも好きなときに気軽にお参りできる点は、家族にとって大きなメリットになります。