東京で自分にあった形の永代供養墓を

東京などの都会では、さまざまな事情から自分のお墓を管理出来ないという方が増えています。そのため、近年注目されるようになった供養のかたちが、永代供養です。寺院や霊園が遺族に代わって、遺骨の管理と供養を行うというもので、生前契約を結ぶことも可能となっています。永代供養と聞くと、永遠に遺骨を管理してくれるイメージがありますが、実情は若干異なります。

東京などの都会では、どのような永代供養方式をとったとしても最終的には合祀墓に埋葬され、寺院や霊園による供養を受けることになるのです。合祀墓に入るタイミングは、最後の法要とされる33回忌がひとつの節目と言われています。合祀墓に入ったあとは、遺骨を取り出すことが出来ません。東京で人気の永代供養の形は、納骨堂タイプと呼ばれるものです。

土地が高い東京のような場所では、スペースをどれだけ上手く活用するかがポイントとなります。納骨堂タイプの永代供養墓は、遺族がICカードなどを保有し、参拝のときにだけカードを使用して遺骨を呼び出す方法が一般的です。一定期間遺骨をこのような形で保管したあとは、合祀墓で供養されることになっています。東京では区自体が合祀墓での埋葬方法を用意するなど、場所を取らない形の供養が支持されがちです。

ただし、このような方法は通常のお墓を管理している地方などの親戚には認められないことがあります。あらかじめ親族の間で、新しい供養の方法について話し合いを行うべきなのです。

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