社会人になるとお祝いの席に呼ばれる事も多くなります。それと同時に葬儀に参列する機会も増えてきます。しかし、いざ参列した時にマナーが分からず戸惑ってしまう方も大勢いらっしゃいます。時間に余裕のある時に、予めマナーを学んでおきましょう。
基本的な服装は喪服となり、黒のフォーマルウエアを用意しておきましょう。購入する時間が無い場合はなるべく光沢を控えた服装、肌の露出が少ない服装、シンプルな服装を着用するようにしましょう。女性の場合、装飾品を身に付ける場合は真珠以外は控えるようにしましょう。真珠も派手な色合いの物は避け、黒や白、グレーと言った色を選ぶようにしましょう。
そして香典に記載する名前などは薄い黒のペンで書く事がマナーとされています。薄い黒のペンはお近くのコンビニで手に入らない場合もあるので、事前に用意しておくと良いでしょう。香典に入れる金額は自分の年齢、お付き合いの程度によって変動していきます。しかし、いくら付き合いがあまり無いからと言って3000円以下は避けておきましょう。
香典袋の中には蓮の花が描かれている袋もありますが、蓮の花の香典袋は仏教で使用される物です。お相手の宗教が曖昧な場合は避けておき、無地の香典袋を使用されると良いでしょう。また、1万円以上の金額を入れる場合は白黒の水引の帯が掛けてある物にしておくと遺族の方々が分かりやすく選別する事が出来ます。可能なかぎりお相手の宗教を把握してから準備を整えておくと良いでしょう。