家族だけで見送る葬儀

祖父の葬儀は家族だけで見送る、家族葬を選択しました。当初はお世話になった地域の人たちに、参列してもらおうと思っていたのですが、予算や今後の付き合い方を考慮し、家族葬という結論に至りました。地域では葬祭センターなどの大きな施設で葬儀を執り行うのが一般的だったのですが、高齢化と世代交代が進み、顔の知らない人たちも増えてきたため、大きな決断となりました。地域の絆は大切にしたい、けれども今後の流れを変えるためにも大きな一歩となりました。

家族葬は自分たちで一から決めました。会場に飾る花や展示物、音楽やメッセージ文など本当に手作りでした。山登りが趣味だった祖父を偲ぶため、会場に設置したのは現地で撮った写真や持ち歩いていた装具です。参列した親族の中には、知らない一面があると感心しており、思い出深い一日となりました。

納棺する際には一人ひとりが手書きで記したメッセージを入れました。それぞれ思い思いの言葉を記したことで、しっかりと弔うことができました。葬儀は一日二組限定のため、会場となった施設はとても落ち着いていました。また食事をする施設もあったため、親族が集まって会食をすることもできました。

火葬後は初七日を済ませ、丁寧に供養する事ができました。家族葬は形こそ新しいですが、知った顔が並ぶため、リラックスした気持ちで臨めるのが良いです。事前に相談すれば色々なサービスも利用できるため、完全オリジナルの葬式が実現でき満足しています。

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