今から七年前に父が病気により死亡してその葬儀を行いました。父が死亡したので私の家族は母一人と私が長男で弟が二人の四人家族となりました。そのうち弟二人は結婚してそれぞれ独立して子供もできて、あとに残されたのは未婚の私と母の二人です。次男は子供が娘三人でそれぞれに結婚して子供も産んで母にとってはひ孫にあたる子供を持ちました。
父の葬儀の時には葬式を扱う業者といろいろと話をしてこれぐらいなら私たちの家族にとっても恥ずかしくない立派な葬儀を行いました。その時に肉親が死亡した経験のない私達にとっては心細い思いをしましたが男ばかり三人の兄弟が力を合わせて滞りなく葬式を終えました。それに業者から派遣された若い案内人がとても良い若者で葬式を行う上での案内をしてくれました。その若者のアドバイスというか葬式を挙げるための案内のおかげで私達兄弟三人は迷うことなく葬式を挙げることができました。
母も葬式が一応終わった時点でその案内人の若者に「あなたはそれでいいよ。」とねぎらいの言葉をかけていました。私たちもその案内人には適切な案内をしてくれたと感謝しております。長男の私は葬式に来てくれた人に挨拶をしなければいけない立場にありました。
そのような挨拶などしたことがない私にメモを見ながら挨拶をしても良いのですよとこれまた案内人にアドバイスされました。そういうことで私もメモを見ながらではあるが無事挨拶をすることができて本当に良かったです。