葬儀を執り行うことについて

親族が亡くなると葬儀を執り行います。亡くなった故人を病院から自宅へ搬送し、湯で清めて白装束に着替えさせます。口元を綿に水を含ませたものでぬぐい、女性ならばメイクもほどこします。頬がへこんでいる場合は綿を入れてふくらませます。

一晩自宅で過ごし、翌日から葬儀を執り行います。葬儀の流れは通夜式と呼ばれる故人で別れを惜しむ場が設けられます。夜18時から始まるところが多く、告別式に出席できない人もこちらに参列します。香典を持参して僧侶の読経に同席し、通夜振る舞いを食べて参列者と話をした後、退席します。

翌日は午前中に告別式を行うところが多く、親族は告別式の前に自宅に行ったりします。告別式では僧侶の読経を行い、お棺に花を入れてふたをします。そして火葬場へご遺体を移送します。近親者は火葬場へ行くバスに乗り、火葬場まで一緒に移動します。

そこで火葬されるのを待ち、火葬されてきたら皆で骨上げをします。これはひとりひとりがはしを使って火葬された故人の骨を拾い上げて骨壺に入れる作業です。それが終了すると初七日の法要を執り行い、皆で膳を囲み食事をします。そして49日には法要を執り行いまた一緒に膳を囲み食事をします。

そのため近親者とは3回会うことになり、久しぶりに会う親族も数多くいます。最近ではホールで行うことが増え、斎場で通夜式、告別式を行う家族が増えています。外部の方を呼ぶことをしない家族葬も増えてきています。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です