雨漏り対策は家づくりの基本

雨漏りがしないことは家づくりの基本です。雨漏りの根本的な原因は、雨水が流れ難いことです。雨水は高いところから低いところに流れ、間に遮るものが無ければ、自然に流れていきます。家づくりでは、雨水の自然な流れを遮らないことが、雨漏りの対策となります。

雨漏りがしないためには、屋根の勾配を一定量確保すること、屋根の形を単純にすることが大切です。家の屋根は3寸から4寸程度の勾配が必要です。勾配が緩いと雨水が滞りやすくなり、急すぎると庇の出が短くなるので好ましくはありません。バルコニーなどの陸屋根は特に注意が必要です。

バルコニーの床は、1/50以上の水勾配を設け、排水口は2ヶ所以上必要です。防水層の立ち上がりは、壁部分で250mm以上、サッシ部分で120mm以上必要です。屋根の形は単純な矩形が望ましく、平面プランからの工夫が必要です。屋根に谷となる部分を多く設けると、雨水が滞留し、雨が漏りやすくなります。

雨の漏りやすい部分に、外壁と屋根の交差部分があります。庇の出が短いと、その部分から雨水が浸入しやすくなります。シーリング材に防水を頼るのは好ましくありません。シーリングは防水のための補助的手段で、シーリングが無くても雨が漏らない造りとしておくことが大切です。

雨水は毛細現象により、細い隙間から浸入しやすい性質があります。雨仕舞いの部分は隙間が見える程度でよく、あまり材料同士を密着しすぎると雨が漏りやすくなります。

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